| 2004年(平成16年) 「創価完勝の年」 26年3月13日 |
![]() 2004年1月22日、創立者の池田先生ご夫妻が創価大学中央図書館を訪問 1・22 創大・中央図書館を訪問 2004年1月22日、創価大学は学年末の定期試験期間の真っ最中だった。多くの学生が机に向かっていた中央図書館を、創立者・池田先生が訪れた。 驚き、駆け寄る学生たち。「ありがとうございます」と日頃の感謝を述べる声が響いた。先生の「元気?」との問いかけに、「はい!」と応じる。先生は口に指を当て、“シーッ”と合図。マスクを着けた学生の姿を見つけると、「風邪をひいたのかい? 体を大切にね。頑張って」と小声で激励した。 一人一人の瞳を見つめ、うなずきながら「お父さん、お母さんを大切にね」と語り、「試験、頑張ってね!」とエールを送る。香峯子夫人も「体を大切に、頑張ってください」と笑顔で声をかけた。 また、閉架図書を見学。職員の労に心から感謝を伝えた。さらに、「図書館は大学の心臓部」と語り、「学生第一」で一層の充実をと望んだ。 開学3年目の1973年、先生は図書館の職員に語った。「図書館は大学の中でも、大事なところです。21世紀の指導者を育んでいく源泉です。地味だけれど、陰の力だけど、誇りをもっていきなさい」 この言葉が「学生第一」の創大図書館の原点となり、発展の歴史を刻んできた。77年4月、中央図書館の起工式で、先生は鍬を入れ、「幾十、幾百万の後輩のために、研鑽の労苦と建設のご協力を心からお願い申し上げます」と述べた。 2004年1月の訪問の折、先生は居合わせた学生たちに言葉を贈った。その中の五つが、「創価大学図書館指針」として制定された。 「読書は黄金の輝き」「読書は勝利者の源泉」「読書は幸福の伴侶なり」「読書は偉人への道」「良書を読め 悪書を叩け それが正義の人なり」 11・14 東方歌舞団の民音特別公演を鑑賞 中国の美の至宝「東方歌舞団」の民音特別公演が2004年11月14日、創価大学池田記念講堂で行われた。民音創立者の池田先生と、研修で来日中のSGIの友らが、世界70カ国・地域で絶賛を浴びてきた芸術を鑑賞した。 1962年1月、中国の舞台芸術の発展と文化の往来による国際理解の促進を目指した周恩来総理の提唱で、東方歌舞団は誕生。全土から最優秀の人材を結集し、中国屈指の名門歌舞団となった。 東方歌舞団の来日のきっかけは90年。池田先生が第7次訪中で舞台を鑑賞し、日本公演を提案した。 「よき日を選んで、東方歌舞団の皆さまを日本に招聘したい」 「芸術は平和実現への“武器”である。人生の究極の勝利の舞である。芸術のために流す汗は、人類の平和と文化に直結した汗です」 翌91年、日本初公演が実現。これが全国で感動を呼び、93年に2度目の公演が行われた。団員一行が来日するたび、先生は友誼の心で温かく迎えた。 3度目となる2004年の特別公演は、先生の初訪中(1974年5月)、周総理との会見(同12月)の30周年に行われた。東方歌舞団の団長は語った。「中日友好の意義深き佳節を私たちの演技で祝えるなんて、団員一同、これほどの光栄はありません」「なぜなら、文化交流で人民の心を通わすのが周総理の願いだからです」 特別公演のフィナーレ。池田先生が周総理を偲び、鄧穎超夫人に贈った詩をもとに作曲された「桜花縁」の歌声が響き渡る。公演終了後、先生は歌舞団の団長ら一行をねぎらい、感謝を込めた。 「輝ける芸術の極致の舞、ありがとうございます! 世界一です!」 11・15 「ヴィクトル・ユゴーとロマン派展」へ 民衆と共に歩み、人間共和の理想の実現に生きたフランスの文豪・ユゴー。池田先生は青年時代から彼の作品を愛し、「執筆の範と仰いだ一人」と述べている。 2004年11月15日、東京富士美術館から招きを受け、先生は「ヴィクトル・ユゴーとロマン派展」を鑑賞した。同展では『レ・ミゼラブル』の自筆校正入りゲラ刷り版、逝去3日前の自筆稿、巨匠ドラクロワの初期の傑作「収穫の聖母」など、仏国宝6点が日本初公開された。 先生は作品の説明を受けながら、一点一点を丹念に鑑賞し語った。「やはり『本物』は素晴らしい。本当に貴重な人類の宝です。青春時代、静かな所を探して、墓地で読んだ『レ・ミゼラブル』。あの感動は今でも忘れない。フランス文学者の辻昶先生と、ユゴーをめぐり、創価大学で語り合ったことも懐かしい。ユゴーの魂は、わが胸中に生きています」 会場には「彼に善を為した者に悪を為す。嫉みの人とは何か? 忘恩の者だ」(宮原晃一郎訳)とのユゴーの言葉が掲げられていた。先生は「いい言葉だ。その通りだ」と。文豪の小説『九十三年』の自筆原稿もあった。戸田先生から贈られ、学んだ一書を懐かしんだ。 先生と対談集を編んだフランスの作家アンドレ・マルロー氏は、第2次世界大戦下、ナチスへのレジスタンス(抵抗運動)に身を投じ、“戦う文化人”とも評される。夫人のマドレーヌ氏は、ユゴーへの造詣が深い。同年12月、同展のカタログを見ながら夫人は、19世紀におけるユゴーの思想と行動が「現代では、池田SGI会長のような方に生きていると言えましょう」と述べた。 ユゴーのように、民衆の側に立ち続けた池田先生。「民衆と共に」こそ、我らが進む永遠の軌道である。 年表 ◆2004年◆ 【2004年(平成16年) 創価完勝の年】 〈1月2日〉 立川文化会館、立川平和会館を視察(東京) 〈1月8日〉 創価大学本部棟での授業を参観し、学生を激励 〈1月17日〉 「ウクライナ大統領栄誉賞」を受賞(東京) 〈1月18日〉 武蔵村山文化会館を視察(東京) 〈1月22日〉 創価大学の中央図書館を訪問。「図書館は大学の心臓部」であると語り、「学生第一」で一層の充実を、と望む 〈1月23日〉 日野文化会館を視察(東京) 〈3月27日〉 民音が招へいした中国・広東雑技団の特別公演を、ウズベキスタン共和国代表団一行ら来賓と鑑賞(創価大学) 〈3月30日〉 4月開設の創価大学法科大学院のゼミ教室、模擬法廷教室を視察 〈4月1日〉 創価大学入学式の後、中国青年代表団一行と懇談し、記念撮影(創価大学) 〈4月4日〉 品川文化会館を視察(東京)〈同会館には「戸田城聖先生 法難頌徳之碑」が建立されている〉 〈4月6日〉 千代田文化会館を視察(東京) 〈4月25日〉 中央文化会館を視察(東京) 〈5月5日〉 ボリビアのサン・フランシスコ・ハビエル・デ・チュキサカ大学から名誉博士号を受ける(創価大学) 〈6月13日〉 中野文化会館を視察(東京) 〈6月19日〉 麻布文化会館を視察(東京) 〈7月5日〉 入間文化会館を視察(埼玉) 〈7月22日〉 ヨルダン大学から名誉人文学博士号を受ける(創価大学) 〈8月29日〉 ロシア教育アカデミーから「在外会員」の称号を受ける(東京) 〈9月11日〉 創価学会本部別館を初訪問。各部の代表と共に勤行(東京) 〈9月20日〉 メキシコのグアダラハラ大学から名誉博士号を受ける(創価大学) 〈9月26日〉 中国の冰心文学館から「名誉館長」の称号が贈られる(東京) 〈11月14日〉 周恩来総理との会見から30周年を記念する中国・東方歌舞団の民音特別公演を鑑賞(創価大学) 〈11月15日〉 東京富士美術館で海外交流特別展「ヴィクトル・ユゴーとロマン派展」を鑑賞 ※9月、婦人部のブロック担当員の名称が白ゆり長、副ブロック担当員の名称が副白ゆり長と命名される 〈社会の動き〉 5月、EUに東欧10カ国が正式加盟。10月、新潟県中越地震が発生 |