一心不乱に立正安国の大願へ
25年7月13日
 

1994年11月、池田大作先生は福岡でのアジア青年平和音楽祭に出席。5万人によるベートーベンの「第九」の大合唱に喝采を送った。終了後、舞台となった福岡ドーム(当時)にカメラを向けた。

 今月16日は日蓮大聖人が「立正安国論」を提出し、国主諫暁された日(1260年)。国土の乱れの根底には思想の乱れがある。民衆を惑わす言説と対決し、正義を勝たせることが、平和と幸福への直道である。この立正安国の旗を堂々と掲げて、創価の我らは進む。
池田先生の言葉
 立正安国という大願こそ、
 民衆の幸福の城を創り守る偉業である。
 この大願のため、わが身をなげうって
 勇猛果敢に戦い抜く。
 その時、小さな自分の殻が弾ける。
 そして大海原の如き
 広大無辺の境涯を開き、
 大地の如き金剛不壊の生命を
 築き上げていけるのだ。
  
 民衆一人一人が、
 自らの最極の生命の尊厳に目覚め、
 自らの持つ智慧と力を
 思う存分に発揮していく。そして、
 現実の生活のなかで価値を創造し、
 社会に平和の連帯を広げていく――
 創価の民衆運動は、
 まさしく民主主義の真髄の理想を
 体現しているのだ。
  
 一人でも多くの人と
 仏縁を結んでいくことである。
 仏意仏勅の学会の地盤を深め、
 広げていくことが、
 立正安国の土台を築くことである。
 その行動は、すべて自身の
 永遠の福徳の地盤となっていくのだ。
  
 「一心不乱」――
 この一点に徹し抜いてきたからこそ、
 学会はここまで発展したのだ。
 いかなる時も、
 人生と広布の「勝利」を目指して、
 心を一つに定め、強盛に祈り、
 勇敢に動き、誠実に語る。
 これが学会精神だ。
  
 我らは“断じて勝つ”と、
 岩をも貫く矢の如き一念で進む。
 油断なく、一日一日を
 悔いなく勝ち抜いていく。
 そして、縁する一人一人を大切に、
 誠実な対話と友情を広げたい。
 その振る舞いの中にこそ、
 仏縁が深く結ばれていくからだ。
 共に勝ち鬨を晴れ晴れと轟かせよう!